不倫してる人はどこで出会ってるの?不倫男女の生態を紐解く

不倫男女の生態について調査データを用いて解説

不倫経験者は男女ともにここ数年急増している。
全国の男女5,000人を対象に性に関する調査をおこなった「ジャパン・セックスサーベイ 2020」によると不倫を経験したことのある男女の割合は、男性で67.9%、女性で46.3%と3年間で男女ともに倍近く増加している。
あなたの職場男性の10人に7人、女性の10人に5人が不倫をしたことがあると想像をしていただくとこの数字の破壊力を身近に感じてもらえるのではないだろうか。

「不倫は文化」などという言葉が炎上し流行ったりしたがその言葉が現実になっており、今では不倫をしたことのない人を探す方が困難になってきている。

文化になった?不倫であるが、一方でほとんどの方が自分の周りにそんな人がいるとは想像もつかないであろう。

本記事ではそんな知られざる不倫男女の生態を、横浜Blue探偵事務所の調査データに基づき考察していこうと思う。

30代が不倫のボリュームゾーン

まず不倫をしている人たちは何歳くらいの人たちなのだろうか。
予想通りというか、みなさんの想像からも外れないと思うが、不倫男女の3分の1以上が30代で割合にして37.1%を占めています。
これをさらに細分化すると、30代前半が20.8%と最も多い。
厚生労働省が発表した令和2年の平均初婚年齢が男性31.0歳、女性29.4歳であることを踏まえると、結婚5年以内に不倫をする人がもっとも多いことがわかる。

30代が不倫のボリュームゾーンである要因として考えられるのは、経済的にも健康的にも最も充実している年齢であることが考えやすいが、そのほかに妻の妊娠による影響もあるのではないかと考えられる。
第一子出産時の母親の平均年齢が30.7歳(令和2年厚労省)であるが、妊娠期間中に性行為を行うカップルはあまり多くないのではないか。(妊娠中の性行為は問題ないとされているが)
女性側からしても妊娠中は精神的な不安からストレスを抱えてそのはけ口を外に探すこともあり得ない話ではない。

健康で経済的余裕があるが、ストレス過多の状況。
そのような状態が30代であり、それらのバランスを不倫によってとっているのではないかとどうしても考えてしまう。

その他の年代の不倫割合についても記載しておこう。
20代が18.4%、40代が29.1%、50代が11.6%、その他(60代以上、20歳未満)9.0%という比率となっている。

不倫をしている年代の3分の2を30、40代が占めていることから、同年代のパートナーを持つ夫婦は要注意といえよう。

不倫が多い職業、業種は?

不倫といえば、芸能人や著名経営者などがスキャンダルでよく報道されているイメージがある人も多いのではないだろうか。
実際テレビで見るのは著名人の不倫報道が中心であるため、一般的にはどのような職業、業種の人が不倫をしているのかイメージがつかない人も多いのではないか。

横浜Blue探偵事務所の調査データによると、不倫をしている職業の47.4%は会社員という結果となっている。
続いて、パート・アルバイト(13.4%)、自営業(10.4%)の順である。

また、業種別には医療・福祉関係の従事者が不倫割合のトップで14.8%。その後その他サービス業(11.6%)、卸売・小売り業(8.0%)と続く。

一般的には行動の自由が比較的効きやすい営業職の多い業界や宴席の機会が多い業界に属している方が不倫も多そうな気もするが、一般的な不倫の傾向としては実は限られた時間の中でうまくやりくりをしながら不倫をしているケースが多いといえよう。

また、同じ会社員でも外回りが多い総合職よりも内勤が多い事務職の方が男女ともに不倫をしている割合が高く、その差は2.5倍ほどである。

これらのデータから考えられることとしては、いわゆるアフター5に決まった自由時間があり、ストレスの溜まりやすい接客や対人対応を行なっている人たちが不倫へと足を向けてしまう傾向があるのかもしれない。
単なる女好き、男好きなので不倫をしてしまうという人もいるかとは思うが、実は精神面の拠り所としてストレス解消のための不倫という層も一定数いるように思われ、不倫をする人の中には肉体関係以上のものを求めているケースも少なくないのではないだろうか。

パートナーが何かしらのストレスを抱えていると感じたとき、それはもしかしたら不倫が始まる第一歩なのかもしれない。

結局不倫相手とはどこで出会うのか

結論、不倫相手との出会い方として大きく分けて3パータンある。
最も多いのが職場での出会い。割合にして44.2%と過半数近くを占めている。
やはり同じ仕事をしており、お互いの抱えている悩みを共有しやすかったり共通の話題があったりと不倫が始まるための環境が整っていると言わざるを得ないのであろう。
不倫に肉体関係以上のものを求めているのであればなおさら納得の結果といえる。

第2位が出会い系サイト等のマッチングアプリで割合にすると27.4%。
出会い系サイトを利用するのは若い世代が多いように思われるが、4,50代の利用者も多くいる。
また、会う頻度についても月に1〜2回と控え目なケースが多く、携帯にマッチングアプリが入っていることがパートナーに発覚するなどよほどのことがない限りはなかなか発覚しにくいといえよう。

第3位はもともと友人であったところから発展して不倫をするというものである。割合にすると16.3%。
これは学生時代の同級生などの友人の他にも、社会人サークルの友人やゲーム友達など趣味を通じた友人も含まれており、共通の趣味から不倫に発展したケースも多いようだ。

ここから考えられるのは、マッチングアプリを利用している人を除き、不倫をする人の大多数は、「不倫をしよう」と決意してしているものではないことがわかる。
日々忙しくストレスを抱えながら生活する中で、自分のことを理解してもらえ嫌なことも忘れさせてくれる人が周囲に現れたとき、それが不倫のきっかけとなっていることは確かであろう。

不倫をするときの連絡手段とは

不倫をしているかどうか探る上で不倫をしている人がどのような連絡手段を使用するのかは重要だ。
連絡手段がわかればその連絡手段を使用しているときに注意深くパートナーを観察することで、不倫のきっかけを見つけることができるかもしれないからだ。

連絡手段の第1位はLINE(69.4%)である。
日常的に使用するツールであることも関係しているのであろうが、一般的に最も疑われやすいLINEを使用している不倫者が多いのはなぜだろうか。
脇が甘いパートナーという理由もあるかもしれないが、当初は不倫をする気など全くなく、徐々に惹かれていき不倫関係になった。と考えるのが自然であろう。
不倫をする前からの連絡手段を不倫関係になった後もそのまま使い続けていることがLINEを連絡手段として使っている理由であるように思われる。

第2位はGmailやYahooメールなどのメール使用で14.3%である。
今やLINEがコミュニケーション手段の中心となる中で、ビジネスシーン以外では今やあまり使用されなくなったメールをあえて使用するということで不倫がばれにくいであろうという心理が働いているためと思われる。
また、一見すると仕事のメールをやりとりしているようにも思えることから堂々と連絡をすることができるというのも理由の一つである。
パートナーがメールのチェックを頻繁にするようになったときは、少し注意が必要になるかもしれない。

第3位はSMSなど電話番号を用いたメッセージでの連絡である。
電話番号を用いたメッセージでは、電話番号を登録していない場合、相手の名前が出てくることはなく、パッと見ただけでは誰とやりとりをしているかわからないこともあり、この手段を利用するケースが多いようだ。

その他にもカカオトークなどのチャットアプリを利用しているケースもあるが、いずれも少数派であるため、一般的な不倫の連絡はそこまで巧妙に隠されているわけではないことがわかる。

不倫をすることは許されることではない。
一方で不倫をしている証拠となるLINEやメールを見つけたとしてもそれが慰謝料請求をする上で証拠能力の高いものとは言い切れないのも現実である。
横浜Blue探偵事務所では調査データをAI調査アルゴリズムシステムで分析し、調査能力の平準化、調査期間の最適化を行なっています。
また、裁判所でも活用できる証拠を抑えることも得意としております。
パートナーに不倫の可能性があり証拠を抑えたいが、どこに相談をしたら良いかわからない。
そんな時は是非弊事務所にご相談ください。
ご依頼者様に寄り添った最適なアドバイスができるよう、無料相談を受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。