どのGPSも機能が似たり寄ったりだし、口コミにもいろんなことが書かれているので、結局どれがいいのかわからないという方も多いはずです。
そんなときにおすすめできるGPSが、あんしんウォッチャーです。
実はこのあんしんウォッチャー、横浜Blue探偵事務所の代表もプライベートで利用しており、使い勝手がよく大変気に入っています。
この記事ではあんしんウォッチャーを実際に使って位置情報精度を実験して、あんしんウォッチャーがいかに浮気調査で使えるのか解説していきます。
あんしんウォッチャーは自分で浮気調査をする際にかなり使えますので、自分で浮気調査をしようと考えている方は検討してみるとよいでしょう。
なお、あんしんウォッチャー以外にも浮気調査で使えるGPSをみたいという方は、「【利用シーン別】浮気調査でおすすめのGPS10選」もご覧ください。
上記記事では、ご自身が置かれている状況に応じた最適なGPSを紹介しています。
あんしんウォッチャーの基本スペック
あんしんウォッチャーはKDDIから出ている製品で、使用するにはau HOMEというアプリをDLし、au IDを取得する必要がありますが、ドコモやソフトバンクなどのauユーザー以外でも利用することができます。
また、あんしんウォッチャーには2種類の商品が用意されています。
一つは普通の「あんしんウォッチャー」、もう一つは「あんしんウォッチャーLE」です。
両者の違いは、本体料金と、無料期間が1年か1ヶ月かの違いのみで、性能は変わりません。
お試しであんしんウォッチャーを使いたい人は、「あんしんウォッチャーLE」を使うのがいいと思いますが、10ヶ月以上使う場合は、「あんしんウォッチャー」の方が安くなります。
それぞれの基本スペックは以下の通りです。
商品名 | あんしんウォッチャー |
本体料金 | 11,000円(税込) |
月額料金 | 539円(税込) |
無料期間 | 1年間月額料金無料 |
バッテリー持続時間 | 最大1.5ヶ月 |
GPS有効範囲 | 国内全域 |
位置情報正確性 | 数m以内 |
リアルタイム確認 | 可能(90秒間隔) |
サイズ / 重量 | 約50×50×18.8mm / 約53g |
商品名 | あんしんウォッチャーLE |
本体料金 | 5,680円(税込) |
月額料金 | 539円(税込) |
無料期間 | 1ヶ月月額料金無料 |
バッテリー持続時間 | 最大1.5ヶ月 |
GPS有効範囲 | 国内全域 |
位置情報正確性 | 数m以内 |
リアルタイム確認 | 可能(90秒間隔) |
サイズ / 重量 | 約50×50×18.8mm / 約53g |
あんしんウォッチャーは浮気調査に使えるか?
あんしんウォッチャーは本当に浮気調査に向いているのでしょうか?
あんしんウォッチャーは本来子供の見守りGPSであるため、安いだけで、性能が他の浮気調査GPSに比べて劣るのではないかと心配される方も多いと思います。
結論、下手なGPSよりよっぽど優秀なのですが、あんしんウォッチャーの持っている機能を確認することで、浮気調査に必要な機能が備わっていることを確認していきましょう。
なお、あんしんウォッチャーに備わっている機能はあんしんウォッチャーLEにも備わっているため、どちらを選んでも問題はありません。
音が出ない
あんしんウォッチャーは音が鳴ることはありません。
浮気調査をするのにあんしんウォッチャーを仕掛けたら、音が鳴ってしまったなんてことがあれば、GPSが相手にバレてしまい取り返しのつかないことになってしまいます。
その点あんしんウォッチャーにはスピーカーすらついていないため、音が鳴ることは絶対になく、安心して使用することができます。
一見してGPSとわからないので言い訳がしやすい
あんしんウォッチャーは真っ白い箱のような形状をしているため、一見すると充電器のような形状をしています。
そのため、あんしんウォッチャーと充電ケーブルを一緒の袋などに入れた状態で忍び込ませれば、万が一相手に見つかった場合でもうまく言い訳をしてピンチを切り抜けやすいです。
光が点灯することはない
あんしんウォッチャーには充電の際にLEDが点灯する場所はありますが、それ以外で光が点灯することはありません。
そのため、位置情報を取得していることを示すような点滅などもなく、あんしんウォッチャーを仕掛けた場所が暗い場所であっても視覚的に気づかれることはありません。
バッテリー稼働時間が長く頻繁な出し入れが不要
あんしんウォッチャーは一回充電をすると、最大で1.5ヶ月間稼働し続けることができます。
他の浮気調査用GPSと比較してもバッテリー稼働時間が非常に長く、結果としてGPSを出し入れする頻度が激減します。
浮気調査がバレる理由の一つに、GPSを充電のために頻繁に出し入れしているうちに発覚してしまうというケースがありますので、充電回数を減らす=発覚リスクを減らすということに繋がります。
スマホでリアルタイムに位置情報の確認ができる
あんしんウォッチャーは、スマホでリアルタイムに位置情報を確認することができます。
位置情報の取得間隔は90秒(頻度優先)、3分(標準)、5分(バッテリー優先)と3パターン選んで設定することが可能です。
位置情報取得間隔が短ければその分バッテリーの消耗も早くなりますが、遠隔からの監視であれば、十分な位置情報の更新頻度といえます。
なお、バッテリー稼働時間1.5ヶ月というのは、位置情報を3分間隔で取得した時の持続時間となります。
位置情報の精度が正確
あんしんウォッチャーの位置情報精度は屋外なら数メートル以下と非常に正確です。
その理由は、
- GPS(みちびき含む)
- KDDIの携帯電話基地局
- 街なかの無線LAN(≒Wi-Fi)
の3つの情報を使って、位置情報を測位しているためです。
世の中のGPSは、GPS機能と無線LAN機能を備えたものはありますが、携帯基地局まで使っているものは少数です。
ところで、GPSがどうやって位置情報を取得しているかご存知でしょうか。
簡単にいえば、GPS本体が、宇宙にある人工衛星から出されている電波をキャッチし、人工衛星とGPS本体の距離を計算することで位置情報を割り出しています。
ただ、人工衛星から出ている電波には弱点があります。
それは、人工衛星の電波はコンクリートやアルミ、スチールなど導電性のないものを通り抜けられないということです。
そのため、地下や建物の中に入るとGPSの位置情報が狂うのです。
ただ、地下や建物に入った時でも位置情報は取得したいですよね。
そんな時に活躍するのが、無線LAN機能(≒Wi-Fi)と携帯基地局の電波なのです。
実は、無線LANと携帯基地局からの電波でもGPSと同様、飲食店などのフリーWi-Fiスポットや携帯基地局からの距離を計算して位置情報を取得することができます。
そのため、人工衛星からの電波が遮断されても、無線LANの電波が、無線LANの電波が遮断されても携帯基地局からの電波を受信することで継続的に位置情報を取得できるのがあんしんウォッチャーの優れているところです。
あんしんウォッチャーには、電波受信のために2の矢、3の矢が搭載されているわけです。
ただ、GPSの位置情報精度が10m以内であるのに対して、無線LANだと100m以内、基地局から受け取る電波の位置情報精度は300m以上と精度が粗いため、建物や地下に入ると位置情報の粒度が粗くなるのです。
これはどのGPSにも言える事なので仕方のない事ですが、あんしんウォッチャーなら最後の最後まで位置情報を追いかけ続けることが可能です。
なお、ここからは余談ですが、今までのGPSはアメリカの人工衛星から発信されている電波をキャッチし位置情報を測位していました。(アメリカは40機も人工衛星を打ち上げています)
しかし、アメリカの人工衛星は日本の真上にあるわけではないので、遮蔽物の影響を受けることが多く、GPSが電波をキャッチできないことも往往にしてありました。
そこで日本の真上を軌道する人工衛星が求められ、日本製の人工衛星である「みちびき」が打ち上げられるようになったのです。
GPSの位置情報の測位は4機以上の人工衛星からの電波を必要としますが、2019年6月時点でみちびきは4機体制で運用され、位置情報の取得が可能になっています。
結果、みちびきからの電波を受信できるGPSは、1m以内での位置情報取得が可能になり、従来のGPS(アメリカ製)の位置情報精度である10m以内をはるかに超える精度を実現することに成功しました。
あんしんウォッチャーはこの「みちびき」からの電波も受信しているため、より高精度なGPSとなっているわけです。
【検証】あんしんウォッチャーの位置情報はどれくらい正確か
あんしんウォッチャーの優秀さはお分かりいただけたと思いますが、浮気調査で使用する前に実際に使ってみた感想を知りたいという方もいるのではないでしょうか。
もちろん世の中には口コミがあるので、それを見れば良いと考えている方も多いと思いますが、どこの誰が書いたものかもわからない口コミは信用できない、簡易的な口コミではなく、もっと具体的に使用感を知りたいという方のために、浮気調査のシーンを想定したあんしんウォッチャーの実録レポートをお伝えしていこうと思います。
あんしんウォッチャーを利用した環境
今回の実験では、あんしんウォッチャーを以下の環境下で使った時の結果をレポートしていきます。
なお実験の目的は、様々な環境下であんしんウォッチャーのGPS精度がどの程度正確かという点であるため、それ以外の要素については(例:バッテリーの持ちがどの程度かなど)実証していません。
それでは早速結果を見ていきましょう。
あんしんウォッチャーを使った結果【屋外】
ニトリから川崎駅までの距離1kmを徒歩で移動して位置情報を検証しています。
赤い線が実際に歩いたルート、青い線があんしんウォッチャーの取得した位置情報です。
一部、建物内を横切るようなブレが見られましたが、ほぼ実際のルート通りの結果となりました。
ブレが見られた付近には高い建物(20階建くらいのマンション)があったため、恐らくその影響を受けたものと思われますが、結果は良好です。
あんしんウォッチャーを使った結果【屋内】
大型ショッピングモール(ラゾーナ)を10〜15分程度かけて歩いた結果です。
赤い線が実際に歩いたルート、青い線があんしんウォッチャーの取得した位置情報です。
経路は、「ラゾーナ入口→目的の店→ラゾーナ出口」と歩きましたが、ほとんど完璧に実際の移動ルートを記録していました。
屋内だと精度が悪くなるGPSが多い中でのこの結果は、さすがあんしんウォッチャーといえるでしょう。
あんしんウォッチャーを使った結果【地下】
川崎駅内の地下スーパーを30〜40分くらい歩き回って位置情報を検証しています。
赤く丸で囲ってあるのが実際に歩いた範囲(地下スーパー内部)、青く丸で囲ってあるのがあんしんウォッチャーの取得した位置情報です。
地下だと実際の行動範囲と位置情報にブレが生じているため、「川崎駅のどこかにいる」ということがわかる程度の精度となりました。
ただ、位置情報が途切れることもなく、とんでもない場所にワープしているということもないため、及第点と言えます。
番外編:電車であんしんウォッチャーを使った結果【地上走行】
JRなどの地上を走る電車であんしんウォッチャーを使用した時の位置情報の結果です。(蒲田〜大森間)
赤い線が実際に走行したルート、青い線があんしんウォッチャーの取得した位置情報です。
結果は、実際の走行ルートを完璧に指し示しています。
電車などの速度の速い乗り物に乗っているときでも、屋外であればあんしんウォッチャーの精度は抜群に良いことがわかります。
番外編:電車であんしんウォッチャーを使った結果【地下鉄走行】
地下鉄を使ってあんしんウォッチャーの位置情報を取得した結果です。(青山一丁目〜渋谷間)
赤い線が実際に走行したルート、青い線があんしんウォッチャーの取得した位置情報です。
地下鉄だと、GPS電波が届かない場所については精度が低いWi-Fi、基地局電波に切り替わりブレが生じているのがわかります。
ただ、多少の走行ルートの差異は生じているものの、どこからどこまで行ったというスタートとゴールはしっかり抑えられているため、浮気調査に使える位置情報ということができそうです。
あんしんウォッチャーで怪しいと思ったら探偵に相談
ここまであんしんウォッチャーが浮気調査でおすすめの理由について解説してきました。
あんしんウォッチャーであれば、怪しい動きをしている夫や妻がどこにいるのかを知りたいニーズには十分答えることができると思います。
ただ、残念ながらGPS履歴だけでは、いざ慰謝料請求をしようと思った時に、証拠としては使えないケースがほとんどです。
なぜなら、慰謝料請求をするためには、夫や妻が不貞行為(肉体関係)があった証拠を掴む必要があるからです。
GPSの履歴をみて、ラブホテルの中に滞在している履歴があったとしても、その場に誰かが一緒にいることは証明できないですし、ましてや不貞行為があったことを証明することもできません。
そのため、あんしんウォッチャーを使って、夫や妻が怪しい動きをしていることがわかって慰謝料請求をしようと思った場合には、すぐに相手を問い詰めるのではなく、「知らないと損する?慰謝料請求に使える浮気・不倫の証拠とは」を参考に慰謝料請求で使える証拠を自分で集めるか、探偵に相談をするようにしましょう。
横浜Blue探偵事務所では調査データをAI調査アルゴリズムシステムで分析し、調査能力の平準化、調査期間の最適化をすることで調査料金の低価格化を行なっています。
また、裁判所でも活用できる証拠を抑えることも得意としております。
パートナーに不倫の可能性があり証拠を抑えたいが、どこに相談をしたら良いかわからない。
そんな時は是非弊事務所にご相談ください。
ご依頼者様に寄り添った最適なアドバイスができるよう、無料相談を受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。